前回に引き続き東臼杵郡門川町の県道がひと通り終わったので、今度は日向市の県道に入って行きます。まず最初にR10より海沿いを走り、細島港付近を経由する宮崎県道15号日知屋財光寺線(以下r15)について軽めに説明します。記事中の画像は自身で撮影したものです。
画像及び地図、おにぎり・ヘキサ画像BOTの投稿
重複区間はありません。
概要
宮崎県日向市日知屋にのR10・r226を起点とし、海沿いの細島工業地域(細島工業港)や細島商業港(漁港)付近を経由し同市財光寺のR10・R327日向バイパスに至る主要地方道の県道です。沿線にある細島港は県北最大の港湾で、県南・日南市にある油津港と並んで宮崎県を代表する海港となっています。
当県道も延岡市にあるr49北方土々呂線と同様に2つの一般県道が合体してできた主要地方道で、1994年にr227細島停車場仙ケ崎線の一部と番号不明の古田尻無川線(全く根拠のない私見ですが、2023年現在r227及びr228が欠番であり、そのうちr227が細島停車場仙ケ崎線の番号なのでr228が古田尻無川線の番号なのではないかと思っております。ご存じの方どうかご教授お願い致します…) が合併して路線認定されました。また、かつて有料道路の区間があり、小倉ヶ浜大橋が大部分を占める小倉ヶ浜有料道路が存在しました。普通車の料金が100円だったので、いわゆる100円橋というやつですねw 1984年3月30日に開通し(当時はおそらく古田尻無川線)、2013年5月10日に無料開放されました。無料開放後も当該区間は小倉ヶ浜道路と名乗っています。
JR日豊本線は並走していると言えばしているのでしょうが、日豊本線はR10の西側を通っているのでR10よりは離れていますねw 起点は門川駅と日向市駅の中間あたりで、終点は財光寺駅のやや南側です。また合併前の一般県道、r227細島停車場仙ケ崎線の名からお分かりの通り旧r227の起点付近(日向市役所細島支所付近?)に旧国鉄細島線→日豊本線貨物支線(1972年に旅客営業廃止・日豊本線に貨物支線として編入、JR転換後1993年に廃止)がかつて走っており、細島商業港寄りに旧・細島駅があります。
路線データ
- 起点:宮崎県日向市日知屋(仙ヶ崎交差点、R10・r226交点)
- 終点:同市財光寺(小倉ヶ浜交差点、R10・R327日向バイパス交点)
- 延長 : 約7.8km(地図上での測定)
通過する自治体・町丁
宮崎県
日向市
日知屋 – 亀崎東5丁目 – 同4丁目 – (同1丁目) – 日知屋 – 日知屋古田町 – 曽根4丁目 – 平野町1丁目 – 同2丁目 – 中堀町3丁目 – 伊勢ケ浜 – 日知屋 – 財光寺
交差する道路(高速道路・一般国道・都道府県道)
凡例:高速道路(自動車専用道路)、国道
主要地方道、一般都道府県道
現道に交差する道路
宮崎県
日向市
- 国道10号(仙ヶ崎交差点)
- 宮崎県道226号土々呂日向線(仙ヶ崎交差点)
- 宮崎県道230号細島港日向市停車場線(新開橋交差点)
- 宮崎県道23号細島港線(曽根4丁目交差点)
- 国道327号 – 日向バイパス(小倉ヶ浜交差点)
- 国道10号(小倉ヶ浜交差点)
その他、バイパス・愛称等
以下現道上のバイパス
- 小倉ヶ浜道路 – 宮崎県日向市日知屋付近〜財光寺付近(小倉ヶ浜有料道路無料開放区間)
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