延岡市内を走る4つの主要地方道が終わったので、一般県道に入ります。一発目は、延岡を走る県道で唯一県境を跨ぐ宮崎県道・大分県道122号古江丸市尾線(以下r122)について話します。もちろん記事中の画像は自身で撮影したものです
画像及び地図、おにぎり・ヘキサ画像BOTの投稿
残念ながら宮崎県側のフルスペックヘキサは確認できませんでした。
また、重複区間はありません。
ルートは現道(別ルートが並走する場合 :一般道、一般道バイパス+旧道→ バイパス)のみ表示
概要
宮崎県延岡市北浦町古江を起点とし、P388よりも海岸沿いを走りながら県境を跨ぎ、大分県佐伯市蒲江大字丸市尾浦に至る一般県道です。なお、平成の大合併以前は延岡市域は通過していませんでした(宮崎県 旧・東臼杵郡北浦町〜大分県 旧・南海部郡蒲江町)。
前述の通り延岡市内を走る県道で唯一県境を跨ぎ、宮崎-大分間で唯一の越境一般県道です(主要地方道はr6、r7、r8の3路線がある)。
宮崎・大分県道の番号の特徴で、越境一般県道の番号は100番台となっています。
全体的にリアス式海岸の日豊海岸を走るので、ご期待通り良質な険道となっております(爆)ただし、起点付近及び終点付近、市振直海地区中心付近、蒲江波当津インター付近は改良されており、特に蒲江大字葛原浦~終点の区間はバイパスが建設中で一部は2022年に開通しました。その葛原浦~終点区間は農道と併用してR388の凶悪県境区間を避ける迂回路になります。因みに市振直海地区へは「ふるさと林道古江直海線」(全線2車線)で迂回が可能で、地図によってはその林道が宮崎r122扱いになっていたりしますw
2023年現在並行する鉄道はやっぱり存在しません。なお高速道路の東九州自動車道は蒲江波当津IC付近において並行しており、その蒲江波当津ICは大分r122に接続しています(厳密には大分r630を介してだがインターチェンジと一体化している)。
路線データ
- 起点:宮崎県延岡市北浦町古江(北浦臨海パーク入口交差点、R388交点)
- 終点:大分県佐伯市蒲江大字丸市尾浦(R388交点)
- 延長 : 約20.0㎞(地図上での測定)
通過する自治体・町丁
宮崎県
延岡市
北浦町古江 – 同市振
大分県
佐伯市
蒲江大字波当津浦 – 同大字葛原浦 – 同大字丸市尾浦
交差する道路(高速道路・一般国道・都道府県道)
凡例:高速道路(自動車専用道路)、国道
主要地方道、一般都道府県道
現道に交差する道路
宮崎県
延岡市
- 国道388号(北浦臨海パーク入口交差点)
大分県
佐伯市
- 大分県道630号蒲江波当津インター線(蒲江大字波当津浦付近)
- 国道388号(蒲江大字丸市尾浦付近)
その他、バイパス・愛称等
2022年に佐伯市蒲江大字葛原浦~丸市尾浦間に葛原トンネルが開通しました。更に将来丸市尾浦側にもう一個トンネルを掘ってバイパス区間が延長されるようです。
コメント
この県道ってマジで宮崎県側にはヘキサが存在しませんよね。元々ないのも考えにくいので平成の大合併の際に全て撤去されてしまったのでしょうか。(他の地域の標識は路線名と地名が表記された部分だけ置き換えられてますが。国道、県道標識で上の標識が古くて下の標識が妙に綺麗な物があるのはそのためだと考えられます)
宮崎県は港県道や停車場県道を除いたらフルスペックヘキサ設置率は高めですもんね…
ぱっと見フルスペックヘキサがない比較的長めの路線は同じ延岡市内のr241とか宮崎市高岡町のr359(旧R10)くらいでした。
裏を返せばr122は長めの路線でフルスぺのない稀有な宮崎県道ということかもしれませんね~(勿論自分としては是非ともフルスぺ設置してほしいですけどねw)
おそらく合併前から存在していないのかも?(合併当時自分は学生で標識追いかける行動力はなかったから断言できませんが…)