所持実験器具紹介:石英試験管

科学
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本来なら先週投稿予定でしたw
今回紹介する器具は、試験管の中でも特殊な素材石英ガラスを使用した石英試験管を紹介いたします。
まず、石英ガラスとは純度の高い石英(二酸化ケイ素、Si0₂)でできた耐食性・耐熱性に優れた透明度の高いガラスです。溶融石英、溶融シリカ、シリカガラスなどとも呼ばれます。普通の石英(特に透明度の高いものは水晶と呼ぶ)は結晶構造を取りますが、石英ガラスは「ガラス」と呼ぶだけあって非晶質構造です。耐熱温度は1000℃もあり、フッ化水素レベルのチート腐食性物質でないと腐食させられないシロモノなのでビーカーやフラスコなどの理化学用品に使われます。透明度が高いことから光ファイバーの材料にもなります。
そんなハイスペックな素材を用いた試験管なので普通の硼珪酸ガラス試験管に比べてかなり値段もお高いです。ただ、融点の高いイオン結晶を融解するなどというフツーの試験管には到底真似できない芸当をやってのけるので、お値段以上の価値は見出せるかもしれません…w

石英試験管は結構いいお値段になりますので家にあるのたったの1本でございます(笑)

現在家にある石英試験管

Bitly

Amazonのリンクですよね~↑
自分はモノタロウで購入しました(Amazonリンク確認時にAmazonの方が安かったことに後悔したww)
アズワンの石英試験管です。
直径:15mm、高さ:105mmで容量:10ml

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